※画像は2020年9月18日開催の第36回G2共同通信社杯のものです。
日本競輪の発祥40周年を記念して開催された1988年(昭和63年)10月18日の平塚競輪において催された、
一発勝負の「ルビーカップ」を大本にするのが、共同通信社杯です。
翌年の1989年(平成元年)10月22日に開催された第2回大会から共同通信社提供のトロフィーが授与されるようになり、「共同通信社杯」の大会名がついたことで、今の形になりました。
開催から紆余曲折があり、現在は9月開催のG2競争として周知されています。
また2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、人数制限(1500名)での開催に。
一般入場(場内1500名/インターネット500名)
特席入場(場内・インターネット:190名)
の割り振りであり、事前抽選で観覧者を募集します。
※詳細:http://www.itokeirin.com/news/news20080401.pdf
さっそく共同通信社杯の歴代優勝者やレース概要・賞金を見ていきましょう!
競輪G2共同通信社杯の開催情報・歴代優勝者
年 | 開催期間 | 開催会場 |
---|---|---|
2021年 | 9/17~9/20 | 岐阜競輪 |
周年 | 決勝日 | 開催場 | 優勝者(年齢) |
---|---|---|---|
36 | 2020/09/21 | 伊東 | 中本 匠栄(33) |
35 | 2019/09/16 | 松阪 | 郡司 浩平(29) |
34 | 2018/09/17 | 高知 | 平原 康多(36) |
33 | 2017/09/19 | 武雄 | 諸橋 愛(40) |
32 | 2016/09/19 | 富山 | 竹内 雄作(28) |
31 | 2015/04/29 | 防府 | 神山 雄一郎(47) |
30 | 2014/04/29 | 伊東 | 新田 祐大(28) |
29 | 2013/04/29 | 福井 | 長塚 智広(34) |
28 | 2012/04/30 | 名古屋 | 渡邉 一成(28) |
27 | 2011/10/07 | 松阪 | 小野 俊之(35) |
26 | 2011/04/10 | 武雄 | 武田 豊樹(37) |
25 | 2010/10/11 | 奈良 | 伏見 俊昭(34) |
24 | 2010/04/11 | 小松島 | 村上 義弘(35) |
23 | 2009/10/20 | 取手 | 山崎 芳仁(30) |
22 | 2009/04/19 | 佐世保 | 永井 清史(25) |
21 | 2008/10/13 | 久留米 | 佐藤 友和(25) |
20 | 2007/10/08 | 向日町 | 村上 博幸(28) |
19 | 2006/10/09 | 岐阜 | 合志 正臣(29) |
18 | 2005/10/10 | 松山 | 兵藤 一也(27) |
17 | 2004/10/11 | 高松 | 佐藤 慎太郎(27) |
16 | 2003/10/13 | 広島 | 吉岡 稔真(33) |
15 | 2002/10/14 | 宇都宮 | 神山 雄一郎(34) |
14 | 2001/10/08 | 京王閣 | 後閑 信一(31) |
13 | 2001/01/29 | 取手 | 神山 雄一郎(32) |
12 | 2000/01/25 | 高松 | 内林 久徳(36) |
11 | 1999/01/26 | 広島 | 内林 久徳(35) |
10 | 1998/01/27 | 久留米 | 神山 雄一郎(29) |
9 | 1997/01/27 | 花月園 | 神山 雄一郎(28) |
8 | 1996/01/30 | 名古屋 | 後閑 信一(25) |
7 | 1994/08/01 | 大垣 | 高木 隆弘(25) |
6 | 1993/10/18 | 広島 | 神山 雄一郎(25) |
5 | 1992/10/20 | 大垣 | 鈴木 誠(27) |
4 | 1991/10/20 | 平塚 | 郡山 久二(27) |
3 | 1990/10/28 | 平塚 | 滝澤 正光(30) |
2 | 1989/10/22 | 平塚 | 坂本 勉(27) |
1 | 1988/10/18 | 平塚 | 伊藤 豊明(30) |
次世代スターを生み出す登竜門!競輪G2共同通信社杯の出場選手選抜方法
共同通信社杯の目的の1つは、未来のスター選手を生み出す登竜門となること。
若手選手が通常の特別競輪より多く選出されるのが最大の特徴です。
また2020年のみ新型コロナウイルスによる中止が相次いだことで、平均競走得点上位者からも選ばれるようになりました。
くわえて2020年は最終日にガールズケイリンコレクションも開催されることになり、最終日も12レースの開催になります。
- 基準1. S級S班在籍者
- 基準2. 直近前回のオリンピック自転車競技メダリスト
- 基準3. 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S1)
- 基準4. スポンサー推薦3名以内
- 基準5. 1~4を除く、一定期間内に卒業した選手のうち、平均競走得点上位者から順次25名
- 基準6. FI決勝1~3位回数上位者(同数の場合は平均競走得点上位者)
基準3のJCFトラック種目強化指定とは?
JCFとは公益財団法人 日本自転車競技連盟JAPAN CYCLING FEDERATIONの通称で日本自転車競技会を総括している団体です。
JCF管轄にあるトラックレースでの男子エリート強化指定選手「A」に属している選手のことを指します。
基準5の一定期間内に卒業した選手とは?
2020年の選定期間は101期~115期の各期卒業選手。
競輪G2共同通信社杯の賞金は?開催種目と一緒に紹介!
初日開催 | |
---|---|
着 | 一次予選 12レース開催 |
1 | 30万5000円 |
2 | 25万1000円 |
3 | 21万6000円 |
4 | 19万3000円 |
5 | 17万7000円 |
6 | 16万8000円 |
7 | 16万円 |
8 | 15万3000円 |
9 | 14万7000円 |
2日目開催 | |||
---|---|---|---|
着 | 特一般 5レース開催 |
二次予選B 4レース開催 |
二次予選A 3レース開催 |
1 | 24万1000円 | 32万円 | 35万5000円 |
2 | 21万円 | 26万1000円 | 29万8000円 |
3 | 18万7000円 | 21万9000円 | 24万9000円 |
4 | 16万7000円 | 20万2000円 | 22万9000円 |
5 | 15万1000円 | 18万8000円 | 21万3000円 |
6 | 14万4000円 | 17万6000円 | 19万8000円 |
7 | 13万7000円 | 16万7000円 | 18万5000円 |
8 | 13万1000円 | 15万9000円 | 17万2000円 |
9 | 12万5000円 | 15万4000円 | 16万1000円 |
二次予選A
一次予選12レース各1~2位の24選手と3位の選手の内上位成績3名の27名が出場
3日目開催 | ||||
---|---|---|---|---|
着 | 一般 3レース開催 |
選抜 3レース開催 |
特選 3レース開催 |
準決勝 3レース開催 |
1 | 23万1000円 | 25万4000円 | 29万6000円 | 46万6000円 |
2 | 19万7000円 | 21万6000円 | 23万8000円 | 35万3000円 |
3 | 17万3000円 | 19万円 | 20万9000円 | 30万9000円 |
4 | 15万9000円 | 17万4000円 | 18万8000円 | 27万4000円 |
5 | 14万7000円 | 16万2000円 | 17万4000円 | 24万9000円 |
6 | 13万9000円 | 15万1000円 | 16万2000円 | 23万4000円 |
7 | 13万3000円 | 14万4000円 | 15万1000円 | 22万1000円 |
8 | 12万9000円 | 13万7000円 | 14万4000円 | 21万円 |
9 | 12万5000円 | 13万3000円 | 13万9000円 | 20万2000円 |
準決勝
二次予選A3レースの各1~5位の選手15名と二次予選B4レースの各1~3位の選手12名の計27名が出場・
最終日開催 | ||||
---|---|---|---|---|
着 | 一般 2レース開催 |
選抜 3レース開催 |
特選 3レース開催 |
特別優秀 2レース開催 |
1 | 29万7000円 | 35万7000円 | 49万6000円 | 144万4000円 |
2 | 25万5000円 | 30万1000円 | 38万4000円 | 120万2000円 |
3 | 22万6000円 | 26万9000円 | 33万1000円 | 102万円 |
4 | 20万3000円 | 24万3000円 | 29万3000円 | 90万9000円 |
5 | 18万9000円 | 22万7000円 | 26万9000円 | 81万9000円 |
6 | 17万5000円 | 21万4000円 | 24万7000円 | 74万8000円 |
7 | 16万7000円 | 20万2000円 | 22万9000円 | 67万7000円 |
8 | 16万円 | 19万1000円 | 21万7000円 | 63万7000円 |
9 | 15万6000円 | 18万4000円 | 20万5000円 | 61万7000円 |
特別優秀
準決勝3レース各4~6位の選手9名と特選3レース各1~3位の選手9名の計18名が出場。
最終日開催 | |
---|---|
着 | 決勝 1レース開催 |
1 | 1980万円 |
2 | 946万円 |
3 | 591万円 |
4 | 316万円 |
5 | 234万円 |
6 | 194万円 |
7 | 183万円 |
8 | 173万円 |
9 | 163万円 |
決勝
準決勝3レース各1~3位の選手9名が出場
賞金はケイリングランプリ(9840万円※副賞含め1億)・日本選手権競輪(5910万円)・オールスター競輪(4280万円)といったG1競争と比べると見劣りする額ではあるものの…。
G2競争のなかではヤンググランプリ(3280万円)につぐ2位タイ(ウィナーズカップ:1980万円)であり、若手中心の斡旋を考えると、次世代スターを生む登竜門として相応しいのではないでしょうか。
次世代のスターはここから!競輪G2共同通信社杯
数少ないG2競争の1つ共同通信社杯。
次世代のスターを生み出す目的で若手中心に斡旋される、特別な競争ですね。
ただ歴代優勝者を覗いてみても、実力・実績◎のメンバーばかり。
次の若手台頭につながっているのかと聞かれると、ちょっと疑問は残ってしまいますね。
それでも最近はナショナルチームで磨かれた将来有望株の底上げ。
競輪界を牽引してきたレジェンド級の高齢化が加速していて、大番狂わせが起きやすい状態です。
つまり予想軸が安定せず、連日ヒーローが変わってもおかしくないということ。
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