※画像は2020年2月8日開催の第35回G1読売新聞社杯全日本選抜競輪のものです。
G1読売新聞社杯全日本選抜競輪は、2月上旬から中旬にかけて開催される年度最後そして年内最初のG1レースです。
もともとは全日本選抜競輪という名称でしたが、2001年から読売新聞社から社杯が授与されるようになったことで、「読売新聞社杯全日本選抜競輪」に変わりました。
グランプリの特別出場枠として確保されている「年内開催の6つのG1競走の優勝者」のうちの一つであり、G1読売新聞社杯全日本選抜競輪の覇者はその年最初のグランプリ特別出場者として名前を刻むことになります。
そんな様々の面で注目が集まるG1読売新聞社杯全日本選抜競輪のレース情報を解説していきたいと思います。
読売新聞社杯全日本選抜競輪開催情報・歴代優勝者
開催期間 | 開催会場 | 今年 | 2020/02/08~11 | 豊橋競輪 |
---|---|---|
次年 | 2021/02/20~23 | 川崎競輪 |
読売新聞社杯全日本選抜競輪歴代優勝者
周年 | 決勝日 | 優勝者 | 府県 | 期/年齢 |
---|---|---|---|---|
35回 | 2020/2/11 | 清水 裕友 | 山口 | 105/25 |
34回 | 2019/2/11 | 中川 誠一郎 | 熊本 | 85/40 |
33回 | 2018/2/12 | 新田 祐大 | 福島 | 90/32 |
32回 | 2017/2/19 | 平原 康多 | 埼玉 | 87/34 |
31回 | 2016/2/14 | 渡邉 一成 | 福島 | 88/32 |
30回 | 2015/2/15 | 山崎 芳仁 | 福島 | 88/35 |
29回 | 2014/2/12 | 村上 博幸 | 京都 | 86/34 |
28回 | 2013/2/11 | 平原 康多 | 埼玉 | 87/30 |
27回 | 2011/8/7 | 伏見 俊昭 | 福島 | 75/35 |
26回 | 2010/8/8 | 佐藤 友和 | 岩手 | 88/27 |
25回 | 2009/8/4 | 山崎 芳仁 | 福島 | 88/3 |
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各支部の最強を選抜!G1読売新聞社杯全日本選抜競輪の出場選手選抜方法
G1読売新聞社杯全日本選抜競輪はその名に「全日本」がついている通り、各都道府県に点在している支部から選手が斡旋されます。
選考期間の前年6月から11月の半年の間に24回以上出走した選手のうち、好成績の選手を上から順に正選手108名、補欠選手8名を前年12月にピックアップするんですよ。
選抜基準を表にまとめてみました。
- 基準1. S級S班在籍者
- 基準2. 過去3回以上優勝した者
※開催時S級1班所属が条件 - 基準3. 開催時S級1班在籍選手のうち47都道府県それぞれにおいて平均競走得点1位の者
※選考時において1年以上同じ都道府県に在籍している選手に限る
※S級1班が不在の都道府県からは選出者なし - 基準4. 全国を8つに分けた地区毎の平均競走得点1~3位の者
- 基準5. 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定「A」に所属した者
※開催時S級1班所属が条件 - 基準6. 残余は平均競走得点上位者より順次選抜
- 補欠選手は正選手を除く平均競走得点上位者からさらに順次選抜
この基準の中の基準1と基準4の計27名は特別選抜予選への出場が決まります。
基準4の8つの地区とは?
全国を北日本、関東、南関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8つに分け選抜を行っています。
この分け方はケイリンオフィシャルサイト(KEIRIN.JP)内で競輪場を分けている8つの区分と同じです。
地区詳細は以下になります。
地区 | 競輪場 |
---|---|
北日本 | 函館・青森・いわき平 |
関東 | 弥彦・前橋・取手・宇都宮・大宮・西武園・京王閣・立川 |
南関東 | 松戸・千葉・川崎・平塚・小田原・伊東・静岡 |
中部 | 名古屋・岐阜・大垣・豊橋・富山・松阪・四日市 |
近畿 | 福井・奈良・向日町・和歌山・岸和田 |
中国 | 玉野・広島・防府 |
四国 | 高松・小松島・高知・松山 |
九州 | 小倉・久留米・武雄・佐世保・別府・熊本 |
これらの競輪場をホームとしている選手が地区毎に平均競走得点1~3位が選出されます。
基準5のJCFトラック種目強化指定とは?
JCFとは公益財団法人 日本自転車競技連盟JAPAN CYCLING FEDERATIONの通称で日本自転車競技会を総括している団体です。
JCF管轄にあるトラックレースでの男子エリート強化指定選手「A」に属している選手がG1読売新聞社杯全日本選抜競輪出場基準5となります。
2019年12月26日時点では、脇本雄太選手、河端朋之選手、新田祐大選手、深谷知広選手、雨谷一樹選手、松井宏佑選手が強化指定選手「A」にいます。
強化指定選手「A」にいる選手は計7名、その内6名が競輪選手と、トラック競技での競輪選手の力の高さがよくわかりますね。
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G1読売新聞社杯全日本選抜競輪の賞金は?開催種目と一緒に紹介!
年内最初のG1競走である読売新聞社杯全日本選抜競輪の、優勝賞金や副賞はどのくらいなのかまとめました。
読売新聞社杯全日本選抜競輪決勝戦着順別賞金一覧
初日開催 | ||
---|---|---|
着順 | 一次予選予選 9レース開催 |
特別選抜予選 3レース開催 |
1 | 287,000 | 440,000 |
2 | 246,000 | 382,000 |
3 | 212,000 | 337,000 |
4 | 197,000 | 296,000 |
5 | 185,000 | 278,000 |
6 | 174,000 | 260,000 |
7 | 165,000 | 243,000 |
8 | 157,000 | 226,000 |
9 | 152,000 | 216,000 |
特別選抜予選
2日目開催 | |||
---|---|---|---|
着順 | 特一般 5レース開催 |
二次予選 6レース開催 |
スタールビー賞 1レース開催 |
1 | 275,000 | 353,000 | 828,000 |
2 | 228,000 | 307,000 | 595,000 |
3 | 204,000 | 270,000 | 505,000 |
4 | 191,000 | 242,000 | 445,000 |
5 | 180,000 | 219,000 | 394,000 |
6 | 170,000 | 205,000 | 343,000 |
7 | 161,000 | 196,000 | 313,000 |
8 | 156,000 | 187,000 | 283,000 |
9 | 152,000 | 182,000 | 253,000 |
スタールビー賞
失格さえしなければ9名全員が準決勝に進むことができる。
3日目開催 | ||||
---|---|---|---|---|
着順 | 一般 3レース開催 |
選抜 3レース開催 |
特選 3レース開催 |
準決勝 3レース開催 |
1 | 253,000 | 294,000 | 361,000 | 583,000 |
2 | 216,000 | 254,000 | 312,000 | 499,000 |
3 | 192,000 | 228,000 | 282,000 | 440,000 |
4 | 180,000 | 207,000 | 263,000 | 412,000 |
5 | 170,000 | 197,000 | 245,000 | 385,000 |
6 | 161,000 | 187,000 | 228,000 | 358,000 |
7 | 156,000 | 178,000 | 212,000 | 332,000 |
8 | 152,000 | 174,000 | 197,000 | 306,000 |
9 | 148,000 | 170,000 | 187,000 | 293,000 |
準決勝
最終日開催 | ||||
---|---|---|---|---|
着順 | 一般 3レース開催 |
選抜 3レース開催 |
特選 3レース開催 |
特別優秀 2レース開催 |
1 | 335,000 | 448,000 | 622,000 | 1,666,000 |
2 | 272,000 | 385,000 | 546,000 | 1,374,000 |
3 | 246,000 | 340,000 | 477,000 | 1,172,000 |
4 | 233,000 | 316,000 | 440,000 | 1,041,000 |
5 | 220,000 | 294,000 | 408,000 | 940,000 |
6 | 208,000 | 272,000 | 377,000 | 859,000 |
7 | 200,000 | 251,000 | 352,000 | 788,000 |
8 | 194,000 | 237,000 | 327,000 | 738,000 |
9 | 189,000 | 227,000 | 306,000 | 697,000 |
特別優秀
最終日開催 | |
---|---|
着順 | 決勝 1レース開催 |
1 | 28,500,000 |
2 | 14,670,000 |
3 | 9,570,000 |
4 | 6,930,000 |
5 | 5,700,000 |
6 | 4,780,000 |
7 | 3,870,000 |
8 | 3,560,000 |
9 | 3,360,000 |
決勝
G1読売新聞社杯全日本選抜競輪の優勝賞金は28,500,000円(2020年以降の本賞金)です。
もし完全優勝(出場レースで全て1着)を果たすと最高獲得賞金は総額30,351,000円となります。
他のG1レースの賞金、たとえばオールスター競輪の42,000,000円や日本選手権競輪の58,000,000円と比べてしまうと読売新聞社杯全日本選抜競輪の優勝賞金はやや低めです。
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年内最初となる白熱したG1バトル!トップレーサー達の1年が左右されるビッグレース!
グランプリが終わり年が明け、約1か月ぶりとなるG1ビッグレース。
各地区のトップ選手が集まり、優勝者にはグランプリの特別出場枠も与えられる、特別な大会が読売新聞社杯全日本選抜競輪です。
好調の選手は好調のままどう今後のレースに臨むか、不調だった選手は今後どう立て直すか、
このレースの結果次第で、先1年の選手人生が決まってしまうことも。
それゆえに、
データが蓄積されていない状態での予想はとても困難…
トップレーサーが集まるレースは、誰が勝ってもおかしくない選手ばかり…
個人レベルでは判断できないことが多いのも、読売新聞社杯全日本選抜競輪の特徴です。
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